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ツバル写真集・地球温暖化でツバルは沈むか?

良く考えてみよう
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(2009年4月18日、テプカ島) 典型的なヤシの木バタバタ写真

これはフナフチ環礁のテプカ島。無人島です。無人島ですから、人間の生活による人為的な影響はほとんど無いと考えて良いでしょう。にもかかわらず、砂浜が浸食されて、ヤシの木がバタバタ倒れています。おそらくこれが最も有名なツバル海岸浸食の写真でしょう。確かに波によって砂浜が浸食されていて、そのため波打ち際のヤシの木はどんどん倒れています。それは事実です。ただしですね・・・


(2009年4月18日、テプカ島) こっち側では砂浜、増えてます

同じテプカ島の、上の写真の反対側の浜です。全く違う風景ですよね。ヤシの木は倒れていません。それどころか広い砂浜が広がっています。島の一方では砂浜が削られヤシの木が倒れているのに、一方では全くそれが見られない。これはいったいどういうことなのでしょうか?

砂浜の砂が波に洗われて沖に流されるのは、ある意味当たり前の事です。これは日本の砂浜でも同じ事。砂浜というのは、常に砂が流されると同時に、常に砂が供給されているために、その姿が維持されているのです。ツバルのような環礁では、波の動きが砂浜の形成に大きく影響します。上の写真は波によって砂が流された結果、砂浜が削られてる状態。下の写真は波によって砂が堆積し、砂浜が広がっている状態です。そう、波は単に海岸を削るだけではないのです。一方で、波は海岸の拡大にも貢献しているのです。その結果、環礁は長い目で見ると、常にその形を変えているのです。

環礁は常にその形を変えている―削られていく海岸もあれば、広がっていく海岸もある―これが、ツバルを理解するための重要なポイント・その3です。


(2009年4月18日、テプカ島) 砂浜、元気に育ってます!

環礁では、波打ち際のヤシの木が倒れるのは、ごく当たり前の自然現象です。日本では、どういう訳か海岸が削られることだけがマスコミで報道され、反対側の浜が面積を増やしていることは報道してもらえません。コレはテプカ島に対する差別ではないかっ!

ツバルにおける海岸線の変化について、詳しく知りたい向きは、下記報告書を読むことをお勧めします。
SOPAC. (2006). TUVALU TECHNICAL REPORT: Coastal change analysis using multi-temporal image comparisons, Funafuti Atoll.
こちらから全文がダウンロード可能です↓
http://www.sopac.org/data/virlib/ER/ER0054.pdf

この報告書によると、2003年のツバルの面積は、1984年に比べて3ヘクタール近く増えています。そう、ツバルの面積は増えいているのですよ。


       
      
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『地球温暖化でツバルは沈むか!?2008』