ツバル写真集・地球温暖化でツバルは沈むか?

良く考えてみよう
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(2008年3月10日、フナフチ島北部外洋側)
        
これが有孔虫。有孔虫なんて言葉を知ってる人はほとんどいないでしょうが、星砂もしくは星の砂といえば、たいていの人は知っているはず。星砂は有孔虫が死んで、その殻だけが残ったものなのですよ。ということで、上の写真は生きた星砂。ちなみに大きさはこれくらい↓。

背景は私の指先。有孔虫の大きさは指紋の幅3〜4つ分といったところ。
有孔虫は原生動物の一種です。分類学的に近い仲間は、アメーバとかゾウリムシとかミドリムシとか・・・。ゾウリムシと星砂というのはあまりにも異質ですが、分類学的には星砂は“殻をかぶったアメーバ”とでも言うのが最も近い。

この有孔虫(星砂)が、ツバルの砂浜の“砂”の形成に重要な役割をしています。何ヶ所かの砂浜をチェックしてみたのですが、おそらくツバルの砂浜の砂は半分以上がこの星砂から成っています。

だからツバルの砂浜はちょっとオレンジがかった色をしています。


ツバルの砂浜は星砂とサンゴからできている・・・そう考えると、ちょっとロマンチックで良いでしょ?


カニも敷き詰められた星砂の中に座っています。

      
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『地球温暖化でツバルは沈むか!?2008』